一級建築士を受験しました
こんにちは!まいっち(@OL02749316)です。
私は現在、建築関係の仕事をしています。そして「令和2年度 一級建築士」を受験しました。7月12日に学科試験を終えた結果報告、そして試験勉強を通じて感じたことや、建築士試験(学科試験)を受験予定の方への勉強法アドバイスをまとめています。
【本記事の要点】
- 勉強時間は400時間超
- 合格への最短ルートは「量」と「質」どちらも重要
- どのような結果でも勉強した努力は無駄にはならない
受験勉強中の様子は過去記事で触れています。(【Stay Home】私のゴールデンウィークの過ごし方)とにかく勉強漬けの日々でした…
学科試験 結果報告
まずは結果報告です!赤裸々に発表しますよー(´_ゝ`)
結果は…不合格でした。残念ながら、明るいご報告はできない結果となりました。本音は「学科試験合格しました~!イェーイ!」とドヤ顔で言いたかったです(涙)
そしてその点数の内訳はこちら↓
・計画:16/20点(基準11点)
・環設:11/20点(基準11点)
・法規:24/30点(基準16点)
・構造:17/30点(基準16点)
・施工:15/25点(基準13点)
⇒合計 83/125点
(予想合格点:90点)
解答、予想合格点及び予想科目基準点(足切り点数)は日建学院の情報を参考にしています。(今年は資格学校によっても予想合格点や解答がバラついており、巷ではざわついているようですね…)
今年は「環境・設備」が難問だったそうです。
結果の数字を見ると、「計画」「法規」が比較的良い点数で、その他科目がズタボロでしたね。科目基準点ギリギリという・・・
試験中の感覚としては、最初の科目「計画」の時点であまり手応えを感じることができず、精神的に病み始めていました(笑)
「施工」はもともと苦手意識があり結果がそのまま出てしまったこと、「構造」の計算問題は比較的得意としていたはずが、完全に空振りしてしまったのが悔やみきれないです。
私なりにできる限りの努力をしましたが、残念な結果となりました。
費やした勉強量
昨年の11月から勉強をスタートしましたが、トータル勉強時間はどれくらいだったのか、ざっくり計算してみました。
・講義受講、予習復習:220時間
・問題演習、過去問 :120時間
・模試受験、テスト :50時間
・すきま時間など :20時間
⇒合計 410時間
こうやって数字で見てみると、私としてはかなりの時間を費やしました。もちろん、私以上に時間を費やしている方はたくさんいらっしゃいます。むしろ一級建築士受験者の中ではかなり少ないほうかもしれません。
また、勉強期間が進むにつれて勉強方法が変化していきました。所謂基礎⇒応用⇒実践の流れですね。
勉強方法の推移
・11~5月
試験2ヶ月前までは、勉強方法に変化がありませんでした。予習(簡単な問題演習)⇒講義受講⇒復習(過去問レベルの問題演習)の流れです。
・6月
模試受験を間に挟みつつ、1問1答で知識モレを補っていきました。
・7月
1問1答で知識モレがある部分を頭に叩き込みつつ、過去問演習。
6月に勉強を進めている中で、そのときようやく「自分に合った勉強法」を発見したのです。勉強の質がぐんと上がりました。
正直、これが不合格になった決定的な敗因だと思っています。あと最低1ヶ月早く「自分に合った勉強法」を見つけることが出来ていれば、違う結果になっていた可能性があったのでは、と感じています。
点数が加速して伸びた勉強法
人それぞれの勉強法があると思いますが、一例として私の「良質な勉強法」をお伝えします。
(合格者の記事ではないので、説得力がないかもしれませんが、失敗者だからこその気付きがあります。参考にしてみてください。)
やみくもに勉強量を増やすのでは、相当量の勉強時間を確保しなくてはいけなくなります。資格勉強する方はほどんどがお仕事をしながらだと思います。仕事をしながら勉強時間を確保するのって、想像以上に難しいんですよね…(´;ω;`)ウッ…
まいっち流 良質な勉強法とは「問題分に具体的な解答、予備知識を書き込む」ことです!
問題集をひたすら解いていたときも、枝の正誤問わず、解説は読んでいましたが、「解説を読むだけではなく、書き込む」ことが脳へのインプットに大きな力を発揮してくれたのです。
どのような感じか、再現してみました。(実際の手書きの書き込みは自分以外が読めないレベルの殴り書きで書いていたので公開は自粛します。笑)
問題が密に並べられている問題集だと難しいですが、書き込むことのできるスペースがあるもので取り組めます。模試の復習も同じように行えます。
「書き込む」作業は解説を読むだけと比べてかなり時間を費やしてしまいますが、各段に記憶の定着率が上がったと感じています。
そして空き時間など、復習したいときに資料を開くと問題と知識を一目で確認することができるので、復習効率も格段に上がりました。
私はこの勉強法を初めてから、低迷していた点数が加速度的に伸びていき、問題を解いているときの手応えも変化していきました。
あくまでも勉強法の一例ですが、もし伸び悩みを感じている人は一度試してほしいです。
「合格」という目標に到達できなかったとき
これまで 相当の時間とお金をかけて試験勉強をしてきました。ブログ執筆、遊び、趣味の時間を全て犠牲にして。
それはもちろん合格するためでした。しかしそのゴールに届かなかったからと言って、これまでの努力が無駄になったわけではありません。
「結果が全て」と言われるとそれまでですが、勉強することで仕事に役立つ知識が身に付きました。あらゆることを犠牲にして努力するという体験をすることができました。
決して自暴自棄にはならず、次なる目標に向かってまた突き進んでいく糧にしましょう。来年度に再受験するのも良し、自身の人生計画を見直して全く別のことに挑戦するのも良し。
もちろん、本当に資格を取りたいなら休まず来年度も試験に向けて勉強するのがベストです。基礎が身に付いた状態で演習を繰り返せば、合格へ着実に近づくことでしょう。
~余談~
私も自分も見つめなおす良い機会となりました。
私がなぜ一級建築士を受験したのか…本音は「肩書のため」です。肩書のためなので、何年も受験するつもりは初めからありませんでした。「とにかく短期集中で挑戦し、もしダメなら清く諦めよう」と最初から考えていました。
今の職場は資格を取れと言ってきますが、実際は一級建築士である必要はありません。給料が大きく変わる訳でもありません。将来事務所を立ち上げるつもりもありません。
色んな興味があることに取り組もうと思っています。たった一度きりの人生だから、自分の気持ちに向き合ってみて考えた結果です!
また来年受験する方、応援しております(*´ω`*)!
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